素直に「おめでとう」が言えない時
アラサー世代になってくると、周りの友達が結婚したり出産したりと「おめでとう」を言う機会が増えてきますよね。
また、バリバリ仕事をしていた友達も、責任のある立場を任されたり、昇給したりと、何かと「おめでとう」を人に言う時期だと思います。
でも、心のどこかで「本心でおめでとうが言えてるかな」って思う事ありませんか。
頭では「おめでとう」って思っていても、心の奥では素直に喜べない時。
友達の幸せを素直に喜べない自分が、なんだかイヤな人みたいに感じてしまって落ち込んじゃったりしますよね。
なんて心が狭いんだろう。。。
そんな風に思ってしまうのは、あなたが優しい証拠です。いつも自分よりも他の人の幸せを優先して考えてしまうので、「心から喜べない」=「相手に悪いな」という発想になり、「誰かのために」素直に喜べない事への罪悪感を持ってしまうのです。
でも、友達の幸せが喜べない時って、自分の幸せを感じられていない時なんです。
自分には恋人もいないのに友達は結婚する、自分は仕事で結果が出せていないのに友達が昇進した、そんな時でも「おめでとう」と言うのは結構つらいもの。
誰だって心からのお祝いの言葉は出てきませんよね。
友達に「おめでとう」と言って、心がチクってなったらそれは心のサインです。
自分は本当は幸せじゃない、でもそれを認めたくない。そんな心のサインです。
それに気づいた時は、自分を幸せにしてあげるチャンスです。
ずっと、見ないようにしていたけど、本当はしたかったことがわかるはずです。
彼氏が欲しかったけど、仕事が頑張り時だったから作らないようにしていた。
もっとやれるはずと思いながらも、プライベートの方に時間を割いてしまい本気で仕事をしていなかった。
そんな風に、これまで我慢していたことや、本当にやりたかった事を考えてみましょう。どうしたら自分が幸せになれるか、どうなったら幸せだと思えるか。
自分自身を幸せにしてあげる事で、友達に心からの「おめでとう」が言えるようになります。友達の幸せを喜べるようになるには、まずは自分が幸せになること。
そうすれば、みんな幸せになります。